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ゴルフの帝王ジャック・ニクラスは、プレーヤーとして偉大な成績を残していますが、ゴルフコース設計者としても活躍しており、日本国内にもジャック・ニクラスが設計に携わったコースが数多くあります。
中でもジャック・ニクラスの故郷であるアメリカのオハイオ州と気候・風土が似ている北海道で設計した北海道クラシックゴルフクラブは、故郷で設計したミュアフィールド・ヴィレッジをイメージしたと語っている名門コースです。

上田治は1907年生まれの日本ゴルフコース設計者の巨匠の一人です。京都帝国大学で林学・造園学を学び、イギリス人ゴルフコース設計者であるチャールズ・ヒュー・アリソンの影響も受けた上田の設計コースは大胆なレイアウトが特徴です。
樽前カントリークラブも上田治設計コースのひとつで、トーナメント開催実績も有る名門コースです。

加藤俊輔は1933年生まれコース設計者で、ゴルフリゾート会社に所属をして多くのコースを設計後に独立。日本ゴルフコース設計者協会を設立し初代理事長にも就任した日本を代表するコース設計者の一人です。
北海道では北海道ゴルフ倶楽部を設計。丘陵コースのイーグルコース、林間コースのライオンコースの戦略の異なる2つのコースが楽しめるコースです。

ピート・ダイは世界的に知名度の高いコース設計者で、日本でも多くのコースを設計しています。
北海道ではゴルフ5カントリー美唄コースを息子のペリー・ダイと設計。
広大なフラットな北海道の大地に7つの湖とバンカーを配した、戦略性の高いレイアウト。トーナメント開催の全国的に有名なコースです。

安田幸吉は1905年生まれのコース設計者で、プロゴルファーであると同時にゴルフクラブ制作者としても活躍、日本プロゴルフ協会（PGA）の初代会長を務めるなど日本のゴルフ発展の尽力者です。
鹿児島県のさつまゴルフリゾートも安田幸吉がコース設計者として携わったコースで、京セラレディースオープンの開催実績のある名門コースです。