なぜ九州?
九州は福岡県・大分県・佐賀県・長崎県・熊本県・宮崎県・鹿児島県の7県なのになぜ”九”州?と疑問に思われている方は多いと思いますが、その答えは九州の歴史にあります!
古代、古事記や日本書紀では現在の九州は「筑紫島・筑紫州」と記載されていて、筑紫国、火国、豊国、日向国、熊襲国があると記載されています。
時代は下り、飛鳥時代の701年に制定された大宝律令によって現在の九州は「西海道」という広域エリアに区分され、筑前国、筑後国、肥前国、肥後国、豊前国、豊後国、日向国、大隅国、薩摩国の9つの国から構成されるとなり、この国は、明治維新まで続きます。
そうです”九”です!「州」は行政区分を意味していて、9つの国からなるエリアだから「九州」と呼ばれるようになりました。