雲仙温泉とは?
雲仙温泉が開かれたのはおよそ1300年前。
当時は「温泉」を「うんぜん」と読み、女人禁制の霊山として栄えたそうです。明治から昭和初期にかけては外国人の避暑地としてにぎわい、1937年に日本で最初の国立公園になると同時に「雲仙」と表すようになりました。
硫黄を含んだ強い酸性泉で独特な硫黄の香りが珍しく、日本国内では、草津温泉の泉質とよく似ています。
雲仙温泉の泉質は、酸性硫化水素泉、含硫化水素酸性みょうばん泉、緑ばん泉といい、一般的には「硫黄泉」と呼ばれています。
強い酸性なので殺菌作用が高く、湿疹やしもやけ、切傷などの皮膚病全般に効果があり、美白効果や血行促進効果があるので「美人の湯」として女性にも人気です。
その他にも、慢性のリウマチ、糖尿病、神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、健康増進にも適していると言われています。