ゆふいん温泉とは?
ゆふいん温泉は毎分38,600リットルという豊富な湯量が自慢の温泉で、湧出量・源泉数全国2位を誇ります。(第1位は別府温泉)
元々は別府十湯のひとつとして数えられ、別府の奥座敷として親しまれていました。
「ゆふいん」は漢字では「湯布院」、「由布院」の2パターンがあります。
「由布院」はかつて存在した町名で、昭和30年に「由布院町」と「湯平町」の合併により「湯布院町」となりました。
湯布院町となった後も、旧由布院町エリアでは「由布院駅」「由布岳」など「由布院」が使い続けられていました。
さらに、平成17年に庄内町、狭間町、湯布院町の3町が合併をして「由布市」となり、旧湯布院町の現在の住所は「由布市湯布院町」です。
ややこしくなっていますが、「由布院」「湯布院」のどちらも間違ってはいないという状況です。
800以上の源泉がある湯布院温泉(由布院温泉)の泉質のほとんどは、肌への負担がない「単純泉」や「アルカリ性単純泉」に含まれます。そのほか塩化物泉や炭酸水素塩泉なども存在し、全国的にも珍しい「青湯」が有名です。
◎単純泉
刺激が少なく、癖が無いため、子供や肌の弱い人にも安心。リウマチや腰痛、冷え性改善、疲労回復などの一般的な適応症のほか、自律神経不安定症、不眠症、うつ症状に効果があります。
◎アルカリ性単純泉
刺激が少なく、子供や肌の弱い人にも安心。角質を取る効果があるので美肌になれる温泉です。
◎塩化物泉
保湿効果が高く体がぽかぽかになります。殺菌力が強くて痛みをやわらげる鎮静効果もあります。
◎青湯(炭酸水素塩泉・ナトリウム塩化物泉)
アトピーなど湿疹に効果があるとされています。入浴後は化粧水が不要なほどツルツルになるので美肌効果も期待できます。