八重山諸島の島である黒島は、石垣島の南南西17kmほどの場所にあり、ちょうど石垣島と西表島の間にある島です。
アクセスは高速艇のみとなり、石垣島からは約25分。一日に3便あります。
島の形がハート型なので「ハートアイランド」とも呼ばれる平坦な島で、レンタサイクルで一周一時間ほどで回れる小さな島です。
島民は約220人に対し、飼育されている牛は約2,500頭と人よりも牛のほうが10倍以上多い牧畜が盛んな島で、黒島で生まれ育った仔牛は石垣島や九州などに旅立ち、ブランド牛として出荷されています。
また、毎年ウミガメが産卵に訪れることでも知られていて、島内には黒島研究所というウミガメや産後の研究を行っている施設があります。
抜群の透明度を誇る黒島でダイビングやシュノーケルをすると、ウミガメに出会える確率が高いとか。
黒島島内は宿泊施設が少なく、キャンプ・野宿も禁止されているので、石垣島のホテルに泊まり、日帰りで黒島を訪れるのがおすすめです。