ホテルで“ととのう”サ旅を、
サウナがある沖縄のホテル

サウナは、もともと蒸し風呂という蒸気浴・熱気浴のひとつで、フィンランドが発祥とされています。熱い室内で汗をかくことによって代謝を良くし、健康、美肌・美容、ダイエット、リラックス、などの効果が期待できるということで親しまれています。

最近よく耳にするようになった、サウナーを夢中にさせている「ととのう」感覚。
サウナの猛烈に暑い場所から、水風呂などの冷たい場所に移動することにより得られる陶酔感を「ととのう」と表現します。

「サウナブームだけど実際サウナに行ったことがない」「興味あるけど、どんな効果があるの？」と思っている方もきっと多いはず。まずは、サウナ好きが実践している基本的な「ととのう」サウナの入り方をご紹介します。

「ととのう（整う）」というのは、サウナ → 水風呂 → 外気浴（休憩）を3回ほどくり返すことで起こる快感、トランス状態のことを指します。サウナハイ、サウナトランスともいわれ、瞑想効果や心身のバランス調整に効果的です。

人によって表現の仕方は変わりますが「収縮した血管から血液が体を駆け巡る極上の感覚」や、マラソンでいうところの「ランナーズハイ」のような感覚とも言われています。

水分補給をする

サウナでは大量の汗をかくため、脱水症にならないよう注意が必要です。浴室に入る前に水分補給をしておきましょう。水分をたっぷりとっておくと気持ちの良い汗をかくことができます。 また、空腹時や食後・飲酒直後のサウナは体によくありません。食事はサウナの1～2時間前に済ましておくと◎

身体や髪を洗う

サウナを利用マナーとして、身体と髪を洗っておきましょう。 頭皮や皮膚などの汚れを落としてからサウナに入ると、綺麗な汗をかきやすくなります。

①サウナに入る（5～10分）

サウナ室に入る時間は、温度や湿度にもよりますが、だいたい5分～10分。座る位置は高いほど熱くなるので、初心者やは下段がおすすめです。
濡れた頭にタオルを巻いたり、サウナハットを被って入るとのぼせにくくなります。

②水風呂（1～2分）

サウナ室から出た後はかけ湯やシャワーをしてから水風呂へ。身体が一気に冷やされ、リラックス状態になることができます。

冷たい水風呂に入るのに抵抗がある人は、入る前に深呼吸をしてフーッと息を吐きながら体の力を抜いて入ればきっと大丈夫。2セット、3セットと繰り返すことで血行が良くなり体の内側から温まってきます。すると、3セット目以降なんて、あんなに冷たかった水風呂がぬるく感じる！1セット目の水風呂は冷たいものだと心づもりしておけば水風呂は怖くなくなります。

③外気浴（5～10分）

水風呂から上がると、至福の休憩が待っています。水気を拭いて椅子やリクライニングチェアに深く腰掛けて休みましょう。外気浴（外で休憩できるスペース）ができれば、なお良しです。

ゆっくり目をつぶると、水風呂で冷えた身体がゆっくりと温まっていき「ととのう」感覚を味わうことができます。

基本的なサウナの入り方を紹介しましたが、慣れてきたら自分なりにアレンジしてみたり、サウナの種類によって入り方も変わります。決して無理をせず、丁度いいサウナの入り方を見つけてみてくださいね。

沖縄サ旅に向いたホテルを選ぶ一番のポイントは、オーソドックスな入り方であるサウナ → 水風呂 → 休憩ができるかどうかです。露天風呂などに外気浴スペースがあるとなお良し！サ旅ビギナーさんはこの3つの流れができるホテルを選びましょう。

サ旅上級者さんは、サウナや水風呂が好みの温度に近いかどうか、旅行中にハシゴできるサウナが近くにあるかどうかなど、気になるポイントをチェックしてくださいね。